
近年の爆発的なペットブームの影響で、ペットの種類も犬や猫などの代表的なものから、爬虫類などのマニア向けのペットまで、さまざまな種類の動物がペットとして飼われるようになりましたね。
代表的な犬や猫などのペットは、単なるペットではなく、コンパニオン・アニマル(伴侶動物)と呼ばれています。
このようなペットを愛する時代だからこそ、生前に可愛がっていた大切な家族の一員であるペットを弔ってあげたいという飼い主が出てくるのは当然ですよね。
昔は、ペットが亡くなったら、家の庭に埋めて家族の側にいてもらうか、役所や自治体に連絡して遺体を引き取ってもらうことが普通でした。
ですが、近年の住宅事情により、庭がない家庭では、ペットの遺骨を自分の庭に埋めることは難しくなってきています。
また、自治体では、悲しいことにペットの遺体は「ゴミ」と同様に処分されるので、心苦しい飼い主も多かったのも事実です。
このような近年の住宅事情も絡んできていることから、ペットをきちんとした形で弔い、お別れをしたいという飼い主が増えてきたのが、ペット葬儀を行う最大の理由です。
また、ペットを擬人化して愛情をそそいでいることも理由の一つかと思います。
コンパニオン・アニマル(伴侶動物)として接するのは喜ばしいことですが、あまりにも人間と同じように扱うのも困りものです、犬や猫は動物の本能を忘れて生きると長くは生きられません、ペットは人ではありません、ですがその付き合い方を正しいものにすればきっと心を通い合わせることが出来るはずです。

ペットの葬儀を行い納骨するペット霊園は、会社として運営しているところもあれば、宗教法人として運営しているところもあります。
また、ペット霊園の名称もペットメモリアルパーク、犬猫霊園、メモリアルパーク、動物セレモニー、ペット墓地霊園など、いろいろです。
宗教法人のペット霊園であれば、お寺と一緒に霊園があります、キチンとした供養が挙げられそうです。
また、宗教法人であるお寺が、別の組織で運営しているペット霊園、埋葬専門のお寺や霊園、移動火葬車で火葬のみを行う会社もあります。
ペット霊園は、大きく分けて次の3つに分けられますのでご参考に。
@火葬場を持たず、遺骨のみを預かってくれる霊園
遺骨を預かることを主としていて、火葬は外部に委託しているところもあります。
納骨する場所が多く取られていたりするので急な対処も対応できます。
A火葬場、納骨堂、慰霊碑をもつ霊園
遺体を火葬後に、納骨堂に祀られます。
ペット葬儀形式の合同で火葬すれば、慰霊碑に散骨されます。
B火葬場、納骨堂、慰霊碑、墓地をもつ霊園
火葬後に、個別の墓地に埋葬することができます。
特に思い入れのある場合は専用の墓地がいいでしょう。
現在の日本では、ペットを飼う家庭が右肩上がりで増えています。
その理由にペットの小型化が進んできている影響もあります。
少子高齢化の影響で、お年寄りの飼い主や、一人暮らしの人でもペットを飼っています。
ペット葬儀とペット霊園を含むペットビジネスは、現在では一兆円規模だといわれています。
日本での動物を弔う歴史は古く、江戸時代には徳川家の愛馬を弔った回向院などがあります。
昔の日本では、お寺が動物の葬儀を行ってきました。
ですが、近年では土地開発業者が、ペット霊園を始める例も少なくありません。
また、石材店や動物病院がそのままペット霊園を経営しているケースもあるそうです。
また、都心部では、ペット霊園の数も増えてきていて、ペットの弔いに対するいろいろなサービスが生まれています。
ペットのために出張火葬サービスや、僧侶を派遣してくれるサービスもあります。
料金は、各霊園や業者によって異なりますので、良く調べてから頼みましょう。